アタックNo.1

高校一年の時だった。
当時、都営新宿線の「船堀」から電車に乗って学校に行っていた。
都営新宿線はまだ「船堀」が始発駅だったので、ローカル線の形相を呈していた。

毎朝、次の駅で乗ってくる女の子がいた。
座る席はあるのだけれど、オレはいつもドアの横で、座席に寄りかかって立っていた。
そして、その彼女は必ず向かいに立つのだ。
オレがチラチラと彼女を見るとよく目が合う。
ひょっとして、意識しているのかな?

年の頃は同じと思われるけど、制服じゃなくて、いつもジャージをきて大きなスポーツバッグを持っていた。
ショートカットで、凄く可愛い。
普通なら誰もが声を掛けるぐらい可愛い。
目立った特徴は、彼女は背が高かった。
目線が同じなので、当時のオレの身長(182cm)よりちょい下ぐらいだったと思う。

あまりにもよく目が合うので、彼女も好意を抱いているのかと思って、思い切って声を掛けてみた。
「よく合うね。」
「うん。」
「可愛いよね。」
「そんなこと無いです・・・。」
「今度デーとしない?」
「今、部活が忙しいから。」
「つき合っている人いるの?」
「部活で禁止されているから。」
「・・・・・」

よくよく聞いてみると、バレーに青春をかけていて、男の人とつき合うとかは考えられないとの事。
んんー、しょうがない(-“”-;)。

その後、何度か会話をしたけれど、しばらくしたら、会わなくなった。
引っ越したのかな?

それから2~3年後、女子バレーの日本代表の試合を見ていたら、彼女がいた。
えっ?!(ΟдΟ∥)

「大◯素子」をナンパしてしまった時のお話しでした( ̄△ ̄)。
みなさん、色々と言いたいことはあるでしょうが、当時はメチャクチャ可愛かったんだよー。

P.S.
今、ネットで調べたら、小平市出身。
なんで東大島から乗ってきていたんだろう?

オレが高校1年だったから、彼女は高校2年だ。
会った当時は、八王子実践だったんだよなぁ。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)