国産小麦は、ラーメン向き

深夜のTV番組に出ている「ラーメン官僚」。
現役の農水省のキャリアで、ラーメン好きが高じて、副業で評論家をやっている。

彼曰く
「こだわったラーメン屋は、国産小麦を使用しているところが多いんです。
みんな、値の張るパンは敬遠するけど、ラーメンは少々値が張っても気軽に食べてくれる。
そうすれば、国産小麦の消費が増える。」
と言っていた。
彼は農水省として、国産小麦の普及の為にラーメン評論家をしているらしい(笑)。

でもこれ、ホント!
更に言えば、実はラーメンには、国産小麦が一番合う。

うどんには、オーストラリア産小麦が合うと言われている。
5~6年ぐらい前にオーストラリアで小麦が不作だったときに、香川では店を閉めたうどん屋が続出した(←まあ、趣味でやっているところだろうと思うけど)。
あのコシともっちり感を出すのには、豪産小麦が適しているらしい。

アメリカ産小麦はパンに合う。
切れ味が、パンにピッタリだそうだ。
国産小麦を使用したパン屋も多数見かけるけど、食パンとかコッペパンとかもっちり感が重視されるパンにはいいんだけど、バケットとかには合わないよね?
切れ味がイマイチで、日本人が真似したフランスパンって感じのパンになっちゃっているよ。

ラーメンは切れ味を求めないし、独特のコシは”かん水”で出すので、小麦にそれを求めない。
確かに、もっちりしていて、味がある国産小麦は、ラーメンに向いているよ。

ラーメン官僚が「赤ちゃんからお年寄りまで日本人全員が、一週間に一度の食事をラーメンに変えるだけで、日本の自給率は14%上がる。」って言ってたけど、ホントかなぁ?
TPPの前にラーメン食義務化法案を通すべきだな*゚∀゚)ノ。

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