歴史の終わり

日本が右傾化しているのを危ぶむって記事があったよ。
ちょっと違うんじゃないかな?

ソビエト崩壊から、右も左もゴチャゴチャになってきているよ。
我々はとんでもないレジューム・チェンジの時代に生きているんじゃないだろうか?

放射能で、国土が荒廃するのを黙って見過ごすのが、本当の愛国者?
TPPで、日本を外国に売り渡すのが、本当の保守?

他国の文化破壊を絶賛するのが、本当の革新?
終わった戦後補償を蒸し返して仲違いさせるのが、世界平和?

ふざけるな!

保守や革新を名乗ったって、やっている事は全く違うよ。
看板に偽りアリだよ。
写真の女の子と違うのが出てきたよ・・・( ̄。 ̄ )ボソ!

多様性を許容した結果、相反する2つのカテゴリーで足りなくなっちゃったって事かな?

フランシス・フクヤマが言うところの歴史の終わり、正・反・合の後の時代を生きているんだよ。
「反」の時代の分類は、通用しなくなっていると思う。
それどころか、各人の好みが細分化して、パッケージじゃ満足しなくなってきている。

ヘーゲルの弁証法と同じように歴史も終わるというんだけど、ベルリンの壁の崩壊が「反」の最期で、それ以降が「合」なら、イデオロギーの歴史はもう終わっている。
ある政党のAには賛成だが、Bなら他のこの政党という具合に、ポリシーが細分化して、ピッタリな代弁者が選べなくなっている。

マスコミは前時代の遺物だから、その論法でまとめようとするけど、現実とは乖離してきて、その内崩壊するよ。
もう議会制民主主義ではなくて、全てを国民投票とするしかないと思う。

代表者選挙なら投票機会が少ないので放棄すべきではないけど、個々の案件国民投票なら分からない人は投票放棄すればいいので、その点も解決するよ。

それが出来ないなら、”歴史の終わり”かな(笑)。
次の方策が無ければ、遅かれ早かれ、民主主義は崩壊するよ。

これからの選挙は、「この人は、昔から良くやってくれているから」とか、「あの人は右翼だから」とか、「あの人はアカだから」とか、ラベルで決めつけて投票してはいけないと思う。
この人は、この政党は、どのような考えに基づいて施政していくのかをキチンと精査しないと。

まあ、元々は選挙ってそう言うモンだよね。
いつから、ブランドや付き合いで投じる様になっちゃったんだろう?

国民よ、鼎の軽重を問うのは、今だ*゚∀゚)ノ!

P.S.
あの本の楽しみ方は、予言書として読むんだよ(笑)。
彼の経歴と持ち上げられ方、友人とかを考えれば、誰かがあれから何を計画していたか分かるでしょ?(笑)

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