中銀カプセルタワービル

新橋でサラリーマンをしていた時の事。

同期で同僚の女の子が、別の事業部の同期(←オレも同期)の人が近くまで出張で来ているので、一緒に行こうと言い出した。
場所を聞くと、「新橋駅の向こう側のテトリスみたいなビルの隣」だそうだ。


えっ?!情報、それだけ?Σ( ̄▽ ̄ι)


案の定、道に迷った。
小雨が降る中、小一時間もグルグルと。
寒くなってきて、泣きが入ったよ(ノД`)。

昭和通りの方に行ってしまったのが間違いで、目的地は新橋駅から高速も越えて向こう側だった。
そこには、本当に「テトリスみたいなビル」が鎮座していた。
見つけた時には、抱き合って喜んだよ(。⌒∇⌒)。。

それが「黒川紀章」が設計した「中銀カプセルタワービル」だと知ったのはずっと後になってのことだ。
最初の出会いが上記の様にインパクトがあったので、それからちょっと彼には注目していた。

しかしながら、他のは大したデザインではなかった。
あくまでも個人的にはと言う意味でだけど、(「青山ベル・コモンズ」なんかもそうだけど、)つまらない建築が多かった。

もともと、フランク・ロイド・ライトが好きなので、タリアセン系のデザインが好きだった。
彼の設計の旧帝国ホテルとか、彼の弟子(遠藤新)の設計の甲子園ホテルとかがオレのツボ。
系統無視だとしても、デザイン重視で、異種素材を組み合わせて、大胆に造形を変形したようなのが好き。
日本では、丹下健三とか凄く好き。
なので、黒川の作品はシンプルすぎた。

しかし、都庁が出来てから、時代が変わった。
それまでの「シンプル・イズ・ベスト」の建築から、「シンプルは退屈だ」が合い言葉になった。
都内にはデザイン重視のビルが乱立する様になった。
その中でも好きな建築は、東京国際フォーラム、設計はラファエル・ヴィニオリだ。

黒川も時代を読んで、デザイン重視の設計をする様になっていった。
遺作となってしまったが、国立新美術館。
これがいい!
今までのビルの中で、一番好き!

ちょっと前に、ゴッホ展をやっていて、初めてここに見に行ったのだけれども、ゴッホそっちのけで建築物に見とれちゃったよ。
(もちろん、ゴッホも良かったよん)
中から見ても凄く綺麗で、カーブがオレのちょうど気持ちいいところに合致している。

華奢な感じ(素材からかな?)で、崩れそうで、それでいて堂々として、威圧感がある所とか、凄く良かったよ。
是非一度見に行ってみて下さい。

【なつかCM】花王ソフィーナ若尾文子編


スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)