三国志

ウチの親父は学生時代に「三国志」にはまったみたいで、生前は酔うとよくその話をしていた。

劉備玄徳が如何に偉大か、諸葛孔明が如何に聡明かを蕩々と語った。
横浜の中華街に行くと関帝廟に必ず寄って、「関羽って言うのはなぁ」と、うるさいうるさい。

なので、読んだことはないけれど、「三国志」の内容にはめっちゃ詳しい。

吉川英治のヤツは、結構長いので読まず仕舞いだけど、いずれは挑戦してみたいと思っている。
北方謙三のヤツも長いよなぁ、どうしよう?
岩波のはどうなんだろう?単純な訳本なんだけど、これが最も原書に忠実?

横山光輝のは読んだ。(←マンガじゃんΣ⊂( ̄□ ̄~j)
コーエーのはやった。(←ゲームじゃんΣ⊂( ̄□ ̄~j)

とりあえず、司馬遼太郎のヤツ(項羽と劉邦)なら、文体は評判いいし、三分冊なので何とか読んでみようかと思い、amazonでポチってみた。

有名な「三顧の礼」のエピソードでの事。

諸葛孔明に会えなかった劉備玄徳は、道すがら、同じく孔明に会いに来ていた崔州平に出会う。
崔州平は、孔明の学友にして、成績トップ(←孔明よりも上)の超秀才。
しかも、クラスメイトの中で、彼(と徐庶)だけが、孔明の才能を見抜いていたぐらいの柔軟な頭の持ち主。

劉備は州平を気に入り、仲間にならないかと説得するが、州平は劉備を諭す。
曰く「私や孔明を迎えても、時代の流れには逆らえない!全ては天命のままにしかならない。Let It Be…」と。

このエピソード、スラッと流されて、全く話題にならない(ネットで検索しても引っかからない)。
崔州平も超マイナーキャラ(wikiにすらないよ)。
だけど、実はこれこそ真理で、三国志の全てを物語っていると思う。

三国時代、最終的には、魏、呉、蜀の三国は全て滅び去って、アナ馬の「晋」が天下を統一した。
しかしながら、晋も30年で滅び、再び戦国時代へ!

崔州平の言っていたことが正しかった。
そう言った意味では、三国志は劉備玄徳の壮大なマスターベーションだったのかも知れない。
つーか、全ての歴史は施政者のマスターベーションなのかも?

結局、頭が良すぎると、結果まで全て計算できちゃって、全てを悟っちゃうのかもね。
孔明も全てお見通し(自分の死期まで計算して、その後の作戦まで指示していたぐらい)だったけど、劉備の情にほだされた?

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