八代亜紀の全曲ジャズのアルバム「夜のアルバム」を聴いた。
メチャクチャいいよ(〃^¬^〃)!
この人の抑えた歌声が、場末のキャバレーみたいでベストマッチ。
八代亜紀と言えば、トラック野郎に人気なんだけど(←オレの勝手なイメージ?)、個人的には、これが八代亜紀をダメにした原因だと思う。
彼女はキャバレーのドサ廻りで食っていたので、ムーディな曲ならどんなのでも歌える筈。
でも、ファンがそれを許さなかったんじゃないかな?
演歌であんだけ売れちゃえば、冒険なんか出来ないよ。
ホントはもっと色んなジャンルの歌を発表することが出来たのにね。
矢沢永吉なんかも典型的だよね。
「時間よ止まれ」なんか、ユーミンばりの凝ったコード進行。
本人は、単純なロックンロールから抜け出したかったんだと思う。
ニューミュージック方面に行きたかった?
でもこの曲、コアなファン程、人気が無いんだよね。
メジャーになった曲だからってのもあるけど、永ちゃんファンには難しかったんだよね(¬∀¬)σ。
学校からドロップアウトした低学歴のやんちゃ坊主が、憂さ晴らしに聴くには、単純なコードじゃないとね。
今じゃあ、どの曲も3つぐらいしかコード使ってないんじゃないかな?(笑)
本人もそのスタイルでやれば、食いっぱぐれがないから、結局そこに落ち着いた。
まあ、その方が結果的には、よかったね。
いつの間にやら、30億円返してるし!
コアなファンがいたからこそだよ。
CD売るより、タオル売った方が利幅が大きい?Σ⊂( ̄□ ̄~j
P.S.
永ちゃんの名誉の為にも言っておくけど、何曲かに1曲は、ちょっとセオリーから外してたりしてるんだよね。
この辺が、彼のささやかな抵抗か?(笑)
八代亜紀 – ライヴ・イン・ニューヨーク (ダイジェスト)