久々にminixの名前を聞いた。
それで、ググってみたら、「MINIX 3」なんてのに進化していてビビった。
かつてminixはオレのコンピュータの師だったよ。
コンパックがAT互換機の安いのを日本で発売するまで、日本はNECの天下だった。
ご多分に漏れず、PC98(とX68000)しか持ってなかったオレは、MS-DOS以外のOSが動作した自分のマシンを見て心が躍った。
それからというもの、98はminix専用機となり(←一太郎で卒論書くまで)、毎日いじっていたよ。
ソースを見ては修正して「何で0で除算してんだよ!頼むぜタネンバウム~」なんて悦に入っていた。
あれがオレにとってのunixだったよ。
そうこうしている内に、98用の386BSDが出来てそっちに移っていった。
更にsunがsolarisでBSD系からsystemV系に移行したのに伴い、(その後、FreeBSDが出るまで)BSD系もほとんどいじらなくなった。
で、面白そうなので、iso落として、VMwareにインストールしてみた。
x windowまで立ち上げた。
よし、アレやって、コレやって・・・って考えて、めんどくさくなった。
色々やっても、それ以上の発展性はないし、そんなことするんなら、FreeBSDとか(Linuxとか)いじっている方が全然面白い。
元々、minixはOSを作りたい人のやるものだしね。
オレにとっては過去のものになったよ。
さよならminix・・・。
そして、ありがとう!(←って、まだ本家はやってるよ)
P.S.
おれが386BSDに移行した後、mac使いのヤツが、mac用のminixをインストールして弄くってたけど、その時既に「まだminix~」って感じだったから、その時既に見切ってたのかな?
mac用のminixはちょっと違うから(アプリとして動作する)バカにしていたのかな?よく覚えていない。
mac用は確か、洋書(ソフトじゃなくて、書籍+CD)だったので、大きな書店でしか購入できなかっんだよね。
当時はダウンロードはおろか、洋書購入も地方では限られていたね(笑)。
本家サイト→ MINIX 3