ところで、ご飯と味噌汁の位置関係は皆さんいかがでしょうか?
ご飯が左手、味噌汁が右手が正式だと思うけど、ウチは逆です。
一般的な配膳位置の”ご飯が左手”は、京懐石が基本になっており、皇室の基準を採用したからです。
これに対して武家社会では、カウンターカルチャーとして逆に置いたのではないかと勝手に推測しています。
明治維新以降、武家社会が崩壊して皇室基準になり、自然と京懐石が基本となっていったのではないかと。
ウチは先祖を富山の武家においていますが、明治維新直後に屯田兵として北海道開拓に参加。
維新のゴタゴタに巻き込まれずに、そのまま純粋培養的に武家のしきたりが残ったんですね。
例えば、こんなのもあります。
ウチでは「いただきます」の時には、ご飯は白くなければいけないと言う決まりがあります。
子供の頃、「いただきます」の前に納豆をかけたら、怒られた記憶があり、その時に教わりました。
確かにカレーを食べるときにも、皿にご飯を盛り、「いただきます」をしてから、皿を母親に渡して、カレーをかけて貰います。
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工~でしょ?
以前、茨城の水戸の知り合いの家に泊まった翌朝のご飯の事です。
ボウルいっぱいの納豆を、みんなで廻して、それぞれが納豆をかけていきます。
みんなに行き渡った所で、「いただきます」。
かの「納豆王国」には、ウチとは真逆なしきたりがあるのでしょうか?
コレはコレで、衝撃でした!!Σ(×_×;)
あと細かい事だけど、一口目は京懐石はご飯なのだけれども、ウチは味噌汁から。
幕末の時に、桂小五郎だったかが、同じように汁物から食べて、長州だとばれそうになったエピソードがあるので、武家はそれが基本なのかな?