ウチの近所の目黒川沿いは、桜の名所で、今週末は凄い人混みです~
そうそう、何で桜で花見か知っていますか?
コレには理由があるんです。
散り際が、日本人の人生観にあっている?
秀吉が庭での茶会を催したから?
吉宗が庶民に花見を奨励したから?
いえいえ、もっと科学的な根拠があると考えています!
サクランボを思い浮かべてください。
(一般的に花見をするソメイヨシノは実を付けませんが、同じ桜なので原理は一緒です。)
皆さんが想像するサクランボは、実が2~3つ連なっていると思います。
これが花見発生の正体ですd( ̄▽ ̄)。
これだけじゃ、解らないと思いますので、補足します。
桜の特徴として、一つの芽から2~3の花が咲くと言うのがあります。
(上記のサクランボの特徴から推測できますよね♪)
そこで、それぞれの花が干渉しない様に軸が長くなっているのです。
林檎やスモモと比べれば、サクランボの軸がその実と比べて如何に長いかが分かります。
軸が長いと咲いた花は重力に従って下を向きます。
木の横の芽から生えた花でさえ、頭を下げた格好になります。
なので、下から見上げた形の方が、より花を楽しめるというわけです。
実際、横から見たのと下から見たのとでは、花の見応えに差があります。
酔っ払って、桜の木に登って上から眺めた事のある方なら、更に理解できると思います。
梅は枝振りも含め、軒先から眺めた方がいいと言われているのとは、対象的ですね。
当然、下から眺めていると疲れてくるので、イス持って行こうとか、ゴザ持って行こうとかになると思います。
また、長くいるとお茶が欲しい、饅頭が欲しい、酒が欲しいと云う話なります。
かくして、花見が成立したというわけです。
いかがでしょうか?
もちろん、何故、日本人が桜が好きなのか?好きになったのか?には、歴史的な裏付けはあると思います。
しかしながら、「桜が好き」と云う話ではなく、「桜で花見」には、上記の様に科学的な裏付けがあった必然なのではないでしょうか?