鳩時計って、時間になると出てきて鳴くのが”鳩”だと思ってる人が多かったので、ビックリした。
先入観を取り払って、よくよく聞いてみるといいよd( ̄▽ ̄)。
鳩時計は元々、ドイツのシュヴァルツヴァルト地方が発祥。
今でも「シュヴァルツヴァルド時計協会」が基準を満たした鳩時計だけに「シュヴァルツヴァルト時計協会認定書」を発行している。
参考資料→ シュヴァルツヴァルト時計協会認定の鳩時計とは、
で、その正式な鳩時計(正式じゃなくてもほとんどがそうだけど)の音色を聞いてみると・・・、
「カッコー、カッコー」と鳴いているΣ( ̄▽ ̄ι)。
そう、中に入っている鳥は郭公(カッコウ)だ(ΟдΟ∥)!
実は日本以外の国では、郭公時計と呼ばれている(¬∀¬)σ。
郭公の別名は閑古鳥、景気が悪いときに鳴く鳥と言われている。
なので、日本では縁起が悪いとされ、鳩時計と名付けられた。
言霊の国、日本では、縁起の悪いこと(忌み言葉)を口にするのは良くないとされ、縁起のいい言葉に置き換える習わしがある。
上記の”郭公”→”鳩”の他にも、
スルメ(”する”=損をするの意) → あたりめ
梨(”無し”に通じる) → ありの実
塩(”死”を連想させる) → 波の花
とかがある。
ちなみに中国人に時計を贈ると怒られるよ。
時計を贈る(送鐘)と葬式(送衷)が同じ発音なので、嫌われている。
どの国も縁起担ぎに必死だな~┐( ̄~ ̄)┌。
↓聞いてミソっ!
ちな、鳩時計で有名なシュナイダー社のやつは、下の重りみたいなヤツが葉巻みたいになっているのが特徴。
ドイツ製機械式カッコー時計 シュナイダー社製