ストーカーとして生まれた人はいない

一般的なストーカー像って、一方的に好きになって、付きまとって、思いが叶わなかったら殺しちゃう精神異常者って認識だと思う。
本当にそうなの?

有名な桶川の事件も今回の事件もそうだけど、被害者とストーカーは元々恋人同士だったんだぜ。
被害者を冒涜する訳じゃないけど、”痴情のもつれ”が原因と呼んだ方がいいぐらいだ。
マスコミが広めているストーカー像もストーカー対策も全くもって間違っているよ。

ストーカーが真に希望している事とは何か?

何か伝えたい事がある→どれだけ君の事を愛している。将来ビッグになる。
聞きたい事がある→何故別れたのか?復縁の可能性は無いのか?
上記2点、今一度(ならず、二度三度)、『話し合いたい』という事が第一希望。

この『話し合いたい』という希望が叶えられないから、何度も連絡しようとしてストーカー化するだけ。
好きだと言う気持ちを抑えられない妄想の人ではないんだよ。

突然の心変わりによる”別れ”という現実を受け入れられない気持ちって、振られた側には少なからずあると思う。
それを話し合って、納得して、別れが腑に落ちれば、明日からでもすぐに他人になれる。

それなのに、別れ話も中途半端にぶった切って、コンタクトを拒否すれば、誰だってストーカー化する可能性もなくはないよ。
被害者の対応の悪さがストーカーを作ると言っても過言ではない。
(場合もあるって言ったほうが適切か?)

ストーカー対策とは警察に連絡する事じゃない。
警察はストーカーの専門家じゃないから、”相談”すること自体間違いだよ。
そんなのマスコミが作った虚像に踊らされてるとしか思えないよ。

警察はコンタクト拒否を公権力で行うだけの話なので、逆恨みを招き、最悪の事態を引き起こす可能性が増すよ。
よくあるケースは、警察からの電話を確認した段階で、(話し合いが叶わないので、)殺すしかないと決意したりしている。

最終目的はストーカー化した人を罰する事じゃ無く、ストーカー行為を止めて貰う事でしょ?

その為に本当にやるべき事は、ストーカーからの連絡に応じて、誠意を持って、本人が直接、話をする事。
何度も何度も根気よく話し合う事。

話し合いと言っても『もう電話しないで』とかの”コンタクト拒否”を伝える事じゃ無いよ。
復縁の可能性は無いという事を認識して貰う事!
要はキチンと別れる事!

そうすれば、世のほとんどのストーカー犯罪と呼ばれているもののほとんどは、無くなると思う。

・ストーカーと言う精神異常者は、(ほとんど)存在しない。
・ストーカーが望んでいるのは、今一度の話し合い。
・それを拒否するから、どうしても話し合いたくて、ストーカー化する。
・更なるコンタクト拒否は、ストーカー行為がエスカレートするだけ。
・根気よく話し合い、別れる理由を納得して貰う。
・また、復縁の可能性は無い事を認識して貰う。

日本で起こっているストーカー犯罪の9割方は、”痴情のもつれ”だからね!
マスコミ受けしそうなストーカー像を重ね合わせて、コンタクト拒否すると、逆にとんでもない事になるよ。

反射的に行動しないでっ!

P.S.
宣伝見たくなっちゃうから本文では触れなかったけど、自分でそれを行うのは、怖いし難しいと思う。
それなりのところに頼んだ方が絶対にいい。

検索すると、専門家の事例とか出てくるけど、上記の本文と同じような対処方法。
代理人として、別れ話の交渉をキチンとして、内容を依頼者本人にも伝えて、本人の意志に基いて話をしているんだよってことを相手先に納得させる。
(そういう対応を取ってくれるところが、いい代理人の判断基準だと確信している)

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