金八先生の第2シリーズの「卒業式前の暴力」、また視ちゃったよ。
再放送の度に見ているから、何度見ているかわからない。
加藤が荒谷二中のゴタゴタに距離をおこうおこうと頑張るんだけど、結局巻き込まれちゃうところが何ともイイ!
松浦も加藤のことを必死に止めようとするんだけど、加藤の思いに押されちゃうトコロが何ともイイ!
シナリオもよく考えられているよ。
シーンで好きなのは、加藤の母親がみんなに謝っている姿を加藤が悲しそうな目で眺めるトコロ!
あと、加藤が護送車に乗せられていくところで、後ろから加藤の母親が追いかけて来て、力尽きるトコロ!
最高に好き!!
加藤は本当はお母さんが好きなんだよなぁ、でも不器用だからあんな風になっちゃったんだなぁって思うよ。
コレって、オレらはジャストの世代で、全国で校内暴力が蔓延していた頃。
オレは不良グループではなかったけど、不良グループの中心メンバーが同じサッカー部に在籍していたので、色々と巻き込まれた。
職員室に殴りこみに行った時は行かなかったけど、夜中に校舎のガラスを割りに行った時は、何故か一緒にいた(ΟдΟ?)。
当時から宵っ張りなので、アイツなら起きているだろうって理由だけで、誘われたんだよね~。
(教訓:自分の子供達は、早寝早起きを徹底させよっと。)
おかげで成績はトップクラスだったけど、内申点は最悪で都立にはいけなかったよ。
今の若いヤツってどうなんだろう?
やり場のない怒り、もどかしさ、鬱憤や将来への不安、健全に消化できているんだろうか?
放送室占拠する代わりに、2~3回ツイートすればスッキリしちゃうのかな?
当時のオレたちは、世の中の不条理にムシャクシャして、親や教師、お巡りとか、色んなモノに八つ当たりして、それでも消化なんか出来なかったよ。
当時タムロしていた時に友人の一人がつぶやいた。
「大人っていいよな~。自分で稼げるし、なんでも自分で決められるし。自由じゃん!」
今でも頭に残っている。
もう大人になっちゃったけど、オレはどうなんだろう?
本当に自由なのか?
P.S.
加藤が逮捕される時、フッと笑うんだよね。
あれこそ「不敵な微笑み」って言うんだろうね。
あの微笑みには、色んな意味があるよ。
P.S.
あのままじゃあ、加藤がヒーローになってしまうので、加藤が解放された時、金八はビンタしたんだよね。
ビンタすることで、ヒーローから自分の生徒に戻すと言う意味が含まれているんだ。
まあ、一説には、ビンタは武田鉄矢のアドリブと言われているね。