トランペットは小6で諦めた。

小学校6年生のある日、夜中に目を覚ましてトイレに行くと、居間から笑い声が漏れてくる。
親父が会社の人を連れてきて飲み明かしているんだろうと思った。
こう言ったときは、ちょっと豪勢な料理が並んでいる事が多いので、意地汚く居間へ!(笑)

「こちらはジャズマンの日野元彦さんだよ。」

日野元彦さんと言うのは、日野皓正の弟で、ジャズドラマー。
レコードも何枚か出している程のビックプレーヤー。

親父の先輩(その時、同席)がジャズの評論家をやっている事は知っていたけど、本物のジャズマンが来る事は初めてだったのでビビった。

ビビった理由は他でもない、親父のレコード棚に並んでいる日野皓正と勘違いしての事だった(笑)。
小学生だもん、ジャズマンで日野なんとかなら、日野皓正だと思うじゃん?

勘違いそのままに、彼に向かって「実はトランペットをヤリたいんです。」なんて、調子のいい事を言った。
そしたらリップサービスだろうけど「口金だけで、ドレミファソラシドが吹ける様になったら、教えてアゲルよ。」と言ってくれた。

後日、彼から本当に口金が送られてきた。

そして、根気よく1ヶ月以上も吹き続けたけど、ウンともスンとも音が出なかった(-“”-;)。
その時以来、トランペットは諦めた~(ノД`)。

もう無くしちゃったけど、あの口金を今でも持っていたら、結構な記念になってたのになぁ(。⌒∇⌒)。。

下記の↓リンクは、日野皓正だけど、遊び心もふんだんで、力のヌキ具合が素晴らしい!
もちろん、美空ひばりも凄くイイ!!

最後の「♪テ~ネシーワ~ルツ♪」のところで、一瞬、トランペットを被せようとして、思いとどまるところが、なんともイイ!
観客に、ひばりさんの声を充分堪能させてから、フォローメロディを入れるところなんか、憎いよね。

美空ひばり テネシー・ワルツ

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